今日も残暑厳しい一日。
そんな中、我が家のファーム町田店の「なかよし花壇」の花々は、元気に咲き誇って、今が最高だ。
会の機関紙「けんさん」編集も、とりあえず今日の僕は一段落。
予想よりもかなり投稿原稿が増えて、嬉しい悲鳴なのだが、紙面作りを担当してくれている九州のヒデコさんが現在奮闘中だ。
今日の僕は、その結果待ち。
今夜は時間があるので、スマホの写真を整理かたがた、先週に行った版画美術館の事を書く。
現在、町田市の国際版画美術館で『浮世絵風景画 ー 広重・清親・巴水 三世代の眼ー』と題した企画展を開催中だ。
江戸、明治、大正〜昭和の各時代を代表する版画を観ることができると思って、行ってみた。
一人は、江戸後期の浮世絵界の第一人者である歌川広重(1797〜1858)。二人目が、文明開化後の東京を繊細な光と影で表現した小林清親(1847〜1915)。三人目が、関東大震災前後の東京や旅先の景色を抒情的に作品に残した川瀬巴水(1883〜1957)。
「江戸の広重、明治の清親、そして大正〜昭和の巴水と、変わりゆく日本の風景を〝三世代の眼〟がいかに見つめ表現してきたのか」という企画展だったが、僕は、歌川広重の作品は何度か観ているが、小林清親と川瀬巴水についてはあまり知らないので興味があった。
展覧会での展示作品撮影は多くの場合禁止されているが、最近は、来場者にSNS発信をしてもらって、多くの人に知ってもらい観覧の機会をとの趣旨で、展示作品の何点かは撮影を許可する展覧会が出てきた。
この企画展も、3人の展示作品の何点かに「撮影可」の表示があったので、その一部をアップする。
◇歌川広重の作品
親切に、技法についても解説付きだ。
◇小林清親の作品
◇川瀬巴水の作品
この企画展、分かり易い解説もあり、なかなか観応えのある作品群展示だった。