暑い日が続く8月3日のおしゃべり

 7月が終わり、8月がスタートして、今日はもう3日目。
 部屋に飾っている葉祥明のカレンダー絵はラベンダー畑だ。

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 暑さ疲れと、オリンピック放映の観戦と、読みたい本の誘惑で、日課にしているブログ記載もサボり気味だ。
 8月8日からの一週間の合宿セミナー「特講」の開催場所変更の対応で、いろいろと連絡をとり合うことがあるここ2~3日。
 我が家の同僚のカワハラさんの急な腰痛もあって、カワハラさん耕作畑の朝の収穫にもピンチヒッターで行くことになったり、ファーム町田店のスタッフ時間も普段よりちょっと長くなっている。
 さらに、妻たちが地域で運営しているデイサービス施設が、空き家になった隣りに引っ越しするというので、何かと妻からSOS。「冷蔵庫の電源を考えて?」「2階のスチール机が大きくて移動できない、バラして運んで・・・」「粗大ゴミを市の焼却場に持っていくのを手伝って・・・」などなど。
 まあ、それはブログ記載をサボっている理由にしたくはないが、それにしても、暑い暑い毎日が続くので、少々疲れ気味。

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◇季刊誌『 フラタニティ 』が届く
 『ユートピアの模索─ヤマギシ会の到達点』や『農業が創る未来─ヤマギシズム農法から』などの著者である村岡到さんが編集長で刊行している季刊誌『 フラタニティ 』の8月1日発行No.23号が届いた。

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 この『 フラタニティ 』には、1ページの「文学の眼」という読後感想の連載枠をいただいているのだが、今号は、深沢潮さんの文庫『 海を抱いて月に眠る 』を取り上げている。

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 この本の読後感想は、5月15日記載のブログに書いたので、興味ある人は下記をクリックして、どうぞ!
   https://naozi.hatenablog.com/entry/2021/05/15/200333

 

◇いま読んでいる本
 メルマガで、町田そのこ著『 52ヘルツのクジラたち 』を購入。

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 表紙帯にもあるように「2021年本屋大賞第1位」というので、気になっていた本だ。
 メルマガにアップされたのでゲット。
 読み出したら、ついつい引き込まれるストーリー。さすが本屋大賞の本だ。
 読後感想を書くのはもう少し後になるが、この『 52ヘルツのクジラたち 』というタイトルの鯨って、本当に生存しているのかと興味を持って調べてみた。
 なんと、「52ヘルツの鯨」は実際にいる。
 ネット検索したら、ウィキペディアWikipedia)に載っていたので抜粋して紹介すると・・・このような鯨なのだ。
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 「52ヘルツの鯨」は、ウッズホール海洋研究所 (WHOI) のチームにより発見された。
 その呼び声は1989年に初めて聴取され、1990年および1991年にもまた聴取された。
 この鯨は、非常に珍しい52ヘルツの周波数で鳴く、正体不明の種の鯨の個体である。
 この鯨ともっとも似た回遊パターンをもつシロナガスクジラや、ナガスクジラと比べて、52ヘルツは遥かに高い周波数である。シロナガスクジラは、普通10-39ヘルツ、ナガスクジラは20ヘルツで鳴く。
 この「52ヘルツの鯨」の軌跡には、他の種の鯨の動きや存在との関連が見られない。 その動き方はシロナガスクジラといくらか似ているが、動くタイミングはむしろナガスクジラに似ている。
 この鯨は、毎年8~12月のいずれかに太平洋において同定されるのだが、1月か2月には水中マイクの観測範囲の外に去ってしまう。
 この鯨はおそらくこの周波数で鳴く世界で唯一の個体であり、その鳴き声は1980年代からさまざまな場所で定期的に検出されてきた。
 この、まれな高周波の声が、この鯨の生存の妨げになっているわけではないようである。 現在もこの鯨が生存しており、おそらく成熟していることからして、この鯨はおそらく健康である。
 にもかかわらず、その独特な呼び声に類するものは他になく、その源はたったひとりである。
 それゆえに、この個体は『 世界でもっとも孤独な鯨 』と呼ばれている。
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 何とも興味湧く鯨ではないか。

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  さてさて、この『 世界でもっとも孤独な鯨 』をタイトルに持ってきた著者の町田そのこさん、この著書で何を・・・。