いま、読み出した文庫本『 英龍伝 』

 今朝、新聞の書籍広告で、佐々木譲の文庫『 英龍伝 』を知った。
 ぜひ読んでみたいと思って、早速、読み出した。

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 ネットの「BOOK」データベースによると、このような内容が記されている。
──領地の伊豆韮山では徹底して質素・倹約を貫き、有事には蜀江錦の野袴に陣羽織姿で銃士達を率い、英国船と交渉、それを退けた。「黒船来航」をはるか前から予見。自ら蘭学、西洋砲術を学び、海防強化を訴え、反射炉造築、江戸湾の台場築城を指揮した。誰よりも早く、誰よりも遠くまで時代を見据え、近代日本の礎となった稀有の名代官の一代記。──

 

 ここで取り上げられているのは、幕末動乱期、伊豆韮山代官だった江川太郎左衛門英龍である。

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 なぜ、興味があって読みたくなったかというと、実は、僕は昔、某電機会社に勤めていたのだが、僕が入社したとき、江川太郎左衛門英龍の孫にあたる人が、半導体技術者で技術部長をされていた。
 新入社員と技術部長だから、親しくはお付き合いが出来なかったが、とても温厚な誰にでも好かれる部長だった。その後、半導体の技師長、最終的には代表取締役副社長までなられた。
 社内のバス旅行で伊豆方面に行った時に、伊豆韮山反射炉を見学しようと寄ったときに、江川邸も参観することになって、その時、案内してくれた女性が「現在の江川家第40代当主は、東京で電機会社に勤めています。」と説明していた言葉が印象に残っている。
 そんな人のおじいちゃん・江川太郎左衛門英龍の物語。
 興味津々で、読み出した。

 

◇参考までにネットには
──[伊豆の国市韮山反射炉を作った男
幕末の知られざる英雄 江川太郎左衛門英龍──として、次の様に記されている。

 2015年7月5日、ユネスコの第39回世界遺産委員会で、韮山反射炉を含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の世界遺産への登録が決定した。この日本の明治産業革命が辿った国による製鉄の端緒として、実際に鉄製砲を鋳造した韮山反射炉の歴史的な価値が認められた意義は大きい。
 この韮山反射炉の建造を企画し、日本に西洋砲術を普及させた伊豆韮山代官・江川太郎左衛門英龍は、幕末の混乱時に志半ばで逝去したため知られていない存在だ。一方で、江川英龍は、領民の事を想う姿勢から数々の施策を行い、「世直し江川大明神」と呼ばれ敬愛されたという。また、江川英龍を学祖とする伊豆の国市韮山にある静岡県韮山高校は、静岡県内最古144年の歴史を誇る。
 
 これが、伊豆韮山反射炉

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