みどりの日・今日のおしゃべり

 今日は朝起きたら雨模様。
 しかし、その雨も昼近くなったら止んで、気温も高く蒸し暑い一日。


 一週間ぶりに高田馬場の案内所に行って仕事。
 今日は、連休中のみどりの日という祝日。
 祝日の今日の方が電車も空いているだろうとの予想通り、バスも電車も、駅構内も人はまばら。
 朝乗った小田急線は新宿行きの快速だったのだが、僕が乗った車輛はなんと18人のみの乗客だった。

 

タチアオイが咲き出した
 土曜日、日曜日と、初夏のような気候だと思っていたら、僕の好きな、初夏の花が咲きだしていた。
 駐車場脇の「タチアオイ」が咲きだしているのに気付く。

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 「タチアオイ」の花言葉は「気高く威厳に満ちた美」。

 

◇会の新聞「けんさん」
 新型コロナウイルス騒動で、4月号は発行ができなかった。
 先日のZoom研鑽会で、「緊急事態宣言が出されて、不要不急の外出を自粛している現在、みんなはどうしているのだろう? どんな過ごし方をしているのだろう?」 となり、全国のみんなに呼びかけようとなった。
 編集委員がそれぞれの繋がりで呼び掛けたら、20数名から「私は毎日、こんなことをしているよ」とラインで応えてくれた。
 それぞれが、それぞれ、緊急事態宣言に添って自粛をしながら生活。
 その内容を、取りまとめて紹介する臨時号を発行しようとなり、今日は、その発行のための編集をしたり、ニュースレター的紙面にしてくれる九州のHさんとやり取り。

 

◇今朝の読売新聞
 今朝の読売新聞朝刊の文化欄に、僧侶であり宗教学者釈徹宗さんが、「今回の事態は、単に〝今を辛抱すれば元通りになる〟ということではない。これを契機に今までの我々の社会のあり方を再考し、組み立てなおすことになるだろう」という論考が載っていた。

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 釈さんは、今回の事態で明らかになった政府や地方自治体の危機管理、一極集中社会の脆弱さ、平時は効率重視で軽く見ていた公的医療機関感染症対策などの問題点をあげながら「この問題に傍観者はいない。全員が当事者なのだ」と、これを契機に一気に変わるだろう社会を論考し、「パンダミックによって、大きな変化が起こるのである。ある意味、うまい方向へと舵をとれば、これまでの硬直化していた領域に新しい風が吹く可能性ある」と希望的視点で論じている。
 さらにウイルスとの長期戦に「私たちは,ものすごいスピードで動いていた感覚をペースダウンしないといけない」「この時期に自分の心と体を見つめ直し、意識的に自分の中に流れる時間を伸ばすということが肝要である」とも言っている。
 そして最後に「これは次に進むための助走である。今までがまともだった、というわけでもまいのだ」と言い切っている。
 一考に値する、読み応えある論考だった。