1月の第4水曜日のおしゃべり

 今日はもう1月も4週目だ。
 新しい令和2年の年が明けたと思ったのはつい先日。お正月気分は抜けているが、時の流れははやい。

 

◇会の新聞「けんさん・2月号」編集始める
 会の新聞「けんさん」の1月号(新年号)は年末に発行したので、ちょっと余裕を持ってノンビリしていたら、今週はもう1月の下旬に入ってしまって2月号の編集時期だ。
 昨日から、集まってきた投稿原稿や写真を整理したり編集を始める。

 

◇今回の芥川賞直木賞
 先日、芥川賞直木賞の受賞作が決定しニュースになっていた。
 今回は、芥川賞に古川真人さんの『 背高泡立草 』で、直木賞は川越宗一さんの『 熱源 』だった。
 僕は両方とも読んでいない。
 2人の受賞インタビューを聞いていて、今回は2冊とも読んでみたくなった。

f:id:naozi:20200122170557j:plain 『 背高泡立草 』は、長崎の島が舞台。母の実家の草刈りをするために島を訪れる。「草は刈らねばならない。そこに埋もれているのは、納屋だけではないから。記憶と歴史が結びついた、著者新境地。」とある。

f:id:naozi:20200122170635j:plain 『 熱源 』は、主人公は樺太(サハリン)生まれのアイヌの青年と、リトアニア生まれのホーランド人。明治政府とロシア政府によって、土地と言語を奪われた2人を軸に展開する物語だという。


 2冊とも興味ある内容の物語だ。

 

◇読みたいと思っていた本が文庫になった
 4年前に直木賞の候補になった須賀しのぶさんの『また、桜の国で』が文庫化されて書店に平積みされていた。
 何かの書籍紹介で知って、読んでみたいと思っていた本だった。
 そんなことで、ついつい買ってしまう。

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 表紙帯には「ナチス・ドイツに侵攻され、戦火に染まるワルシャワ。日本人外務書記生は仲間との絆を守るため、国を超えて命を懸ける--!」とある。

 史実を舞台とした物語、約600ページの長編だが通勤電車の中の読み進めようと思う。