今日・火曜日のおしゃべり

 今朝、いつも乗るバス停でないところでバスを待っていたとき、空き地の隅に、可愛い白い花を見つけた。

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 きっとこれは、「お茶の花」だと思う。

 

黒川創著『 鶴見俊輔伝 』を読んでいる
 朝日新聞の「論座」で紹介されていて、それを読んで気になっていた黒川創さんの『 鶴見俊輔伝 』。
 妻の「読んでみたい」という後押しもあって、お正月の小遣いをやり繰りして、なんとか、やっと購入。(値段的にも消費税を入れると3000円を超す、ちょっと躊躇する価格なのだ)
 この本は「戦後日本を代表する思想家の93年の歩み。幼少期から半世紀にわたって行動をともにした著者による、初めての本格的かつ決定的評伝」と言うだけあって、500ページを越す大作だ。

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 読み始めて、まだ100ページほど。鶴見俊輔という思想家が、どんな環境で育ったかを読んでいる。
 一気読みするにはもったいない著書だ。ゆっくり読んでいこうと思う。
 鶴見さんは、僕たちの生き方や実践のヤマギシズムについても、良き理解者だった。

 

◇12日の朝日新聞「折々のことば」
 哲学者の鷲田清一さんが紹介しているのは、釣りやグルメなどの行動派の趣味人としての著書も多数ある作家の開高健さんの言葉

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 『広大な土地に暮しているが、一人一人の行動範囲はネズミのそれのように固定され・・・わずかな身のまわりを用心深く眺めまわすだけ』
 含蓄ある言葉だ。

 鷲田さんは「みな自分のことで精一杯、隣人への関心も失っている。空虚な夢に弄ばれ、世界の中に自分をうまくマッピングもできず、その存在は『収縮』してゆくばかりと。」と、この言葉を解説している。

 

巣鴨の地蔵通り商店街
 今日、板橋区役所まで行く用事があって、山手線の巣鴨駅で都営地下鉄の乗り換えた。
 帰りに「巣鴨か~、暫く来てなかったなあ~」と思って、時間もあったので、地蔵通り商店街にちょっと寄ってみた。
 ここは「とげぬき地蔵尊」がある高岩寺の商店街だ。
 「おばあちゃんの原宿」というだけあって、今日も大勢の人で賑わっていた。

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 これが、「とげぬき地蔵尊」の名で親しまれる曹洞宗萬頂山高岩寺高岩寺だ。

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◇明日から三重県へ出張
 今週は水曜日と木曜日が、三重県ヤマギシの村で2ヵ月毎にある定例の研鑽会。

 今年初めての三重県出張だ。