帰宅時に藤岡陽子さんの本を買う

 会の新聞「けんさん」10月号。
 今週から、紙面構成などを考えていて、すでに集まっている原稿や写真などを整理して、4面構成のうち2面分が集まっていたので、今日はそれらの記事を紙面にレイアウトしながら編集作業をした。
 残り2面分も、原稿が集まり次第、編集作業を進めて、来週末には編集を終わらせたいと思っている。

 

 一日中、編集作業をしてちょっと疲れたので、帰宅時に気分転換にブックオフに立ち寄る。
 先日、藤岡陽子さんの『海とジイ』を読んで感動したので、その他の作品もあるだろうかと探したら、見つけたのが『おしょりん』というタイトルのハードカバーの単行本。
 『海とジイ』とは、まるで異なる作品だ。
 看護師をしながら創作活動をしている藤岡陽子さんは、こんな小説にも取り組んでいるのかと、俄然、興味が湧く。


 ブックオフは本当に安い。3年前に刊行された、汚れも何も不具合なところがない、きれいな単行本なのに、定価の4分の1ほどのシールが貼ってあった。こんな立派な本が・・・と、著者にちょっと同情しながら410円をレジに払った。

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 この物語、僕の好きな分野である。
 「BOOK」データベースによると、「明治三十八年、福井県麻生津村。増永五左衛門はこの地に産業を根付かせるべく苦闘していた。そんな時、弟の幸八が村でのめがね枠製造を提案する。村人たちの猛反対の中、二人は困難な道を歩み始めるのだった―。めがねで世界を変えた、兄弟の魂の物語。」とある。

 

 早速、ページをめくっている。