沖縄には、次男家族が住んでいる。小学2年生の孫がいる。
先日、8月のお盆の時に、練習を重ねて踊ったという「エイサー」姿をメールで送ってくれた。
沖縄の子ども達は、みな、この踊りを踊りたがるという。
◇町田の「エイサー祭り」
今日の日曜日は、ファーム町田店のスタッフに入って「焼き鳥」を焼く。
午後2時ちょっと前に、予定の本数を焼き終わって休憩に入ったのだが、今日は町田駅界隈で「フェスタまちだ2019」をやっていて、沖縄の伝統芸能「エイサー踊り」の競演があることを思い出し、孫も練習している「エイサー踊り」を見てみようと出かける。
炎天下、沖縄の独特のリズムと、力強い、激しい舞が、ある時は優雅な仕草が、各地から集まったエイサー同好会のみなさんで演じられていた。
踊り会場となっている大通りで、偶然に「娘が踊るので来たのよ」と、名古屋在住の知人に10年ぶりであった。
「こんなところで会うなんて・・・」と、お互いビックリ。
「ヤマギシの楽園村で育った子が踊るから見て!」と、懐かしい再会の知人と、彼女の娘さんが所属しているグループの踊りを一緒に見る。
◇瀬長亀次郎のドキュメンタリー映画
先日、真藤順丈さんが直木賞を受賞した小説『宝島』の、僕の読後感想を読んだ知人から、ぜひ、おススメの映画として紹介されたのが、現在、渋谷のユーロスペースで公開中のこの映画だ。
この『米軍が最も恐れた男 カメジロウー 不屈の生涯』というタイトルの映画。
「筑紫哲也NEWS23」でキャスターを務め、筑紫哲也氏の薫陶を受けた佐古忠彦の監督の、瀬長亀次郎のドキュメンタリー映画第二弾なのである。
先週、時間をやりくりして観てきた。
この瀬長亀治郎の不屈の精神が、いまでも息づいているからこそ、玉城デニー知事が知事選に勝ち、県民投票で辺野古埋め立て「反対」が7割を超えたのだろうと思える内容だった。
参考までに、この映画の解説を転載しておきたい。
「戦後、占領下の沖縄で米軍の圧政と戦った政治家・瀬長亀次郎の生き様を描いたドキュメンタリーの第2弾。那覇市長や衆議院議員を務め、不屈の精神で戦い続けた瀬長亀次郎の人生を追い、平成30年度文化庁映画賞・文化記録映画優秀賞など数々の映画賞を受賞した前作「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」に続く今作では、カメジローの生涯をさらに深く掘り下げると同時に、本土復帰へ向けた激動の沖縄を描き出していく。カメジローが残していた230冊を超える日記を丹念に読み解き、妻や娘らと過ごす家族の日常や、政治家・夫・父親などカメジローのさまざまな顔を浮かび上がらせていくほか、1971年12月4日の衆議院沖縄・北方問題特別委員会で時の首相・佐藤栄作と繰り広げた激論の記録映像が収められ、現代へと続く沖縄の解決されない問題や事象の原点を浮き彫りにする。」