今朝、妻が「町田にストーンサークルがあるの知ってる?」と言って、その場所を教えてくれた。
ファーム町田店の開店準備が終わって、一段落した後、早速、そこに行ってみる。
我が家から車で15分ほどの京王相模原線「多摩境駅」の近くだった。
◇田端環状積石遺構(ストーンサークル)
この遺跡は、1968年に畑を耕作中、偶然発見されたもので、縄文時代後期から晩期の墓地・祭祀場。
ストーンサークルは、大小の自然礫を帯状に積上げ、長軸(東西)約9m、短軸(南北)約7mの楕円形。
現在は実物を埋め戻して保存し、その上にレプリカで遺構を復元していた。
この遺跡からは、丹沢山地や富士山も見渡すことができ、ほぼ長軸上に富士山を望める配置になっていて、冬至の日没時には丹沢山地の蛭ヶ岳山頂部に太陽が沈む様子が見られるという。
先日は、縄文時代前期の竪穴住居跡4軒、弥生時代中期の竪穴住居跡7軒が発見された、縄文時代と弥生時代の集落跡『本町田遺跡』を見学したが、今回は、縄文時代の『ストーンサークル』。
我が家の近くに、このようなに縄文時代や弥生時代の遺跡が数多くあるというのに、ちょっと驚き。