帰宅時に文庫を1冊買う

 今週は、月曜日から会の新聞「けんさん」2月号の編集に取り組んでいる。
 何とか、紙面構成も固まって、具体的に記事の紙面割り付けに入った。
 今週末には編集を終えて、来週早々に印刷屋さんに紙面制作の依頼データを送りたいと思っている。
 明日は午後から、ファーム町田店の運営の研鑽会が、埼玉県のヤマギシの村・岡部実顕地である予定だったので、今日はちょっと遅くまで編集作業をして帰宅。
 (しかし、帰宅途中でラインが入って、インフルエンザ流行を警戒して、研鑽会は1週間延期とのこと)。
 今日は根を詰めての編集作業に疲れ気味。
 しかし、通勤電車に中での気分転換に読み物が欲しいと思って、電車に乗る前に書店に寄って文庫本を1冊買う。
 今日買ったのは、鏑木蓮さんの『 エンドロール 』

     f:id:naozi:20190123212603j:plain

 鏑木蓮さんの本は、以前に『 イーハトーブ探偵・賢治の推理手帳 』というのを読んだ記憶があるが、それ以外は読んでいない。
 今回は何となく手にして、読みたくなった作品なのだが、「BOOK」データベースによると、こんな内容紹介だ。
── 映画監督になる夢破れ、故郷を飛び出した青年・門川は、アパート管理のバイトをしていた。ある日、住人の独居老人・帯屋が亡くなっているのを見つけ、遺品の8ミリフィルムを発見する。映っていたのは重いリヤカーを引きながらも、笑顔をたやさない行商の女性だった。門川は、映像を撮った帯屋に惹かれ彼の人生を辿り、孤独にみえた老人の波瀾の人生を知る。偶然の縁がもたらした温かな奇跡。 ──

 帰宅の電車で読み出してみると、老人の孤独死から始まて、その老人の過去に遡る、なかなか面白い物語の展開だ。