◇春うららな陽射しを浴びて
高田馬場駅前に、春の暖かな陽射しを浴びて、昔懐かしい「ちんどん屋さん」が出現。
近付いてカメラを構えると、快くポーズをとってくれた。
いまでも、こんな「ちんどん屋さん」が、宣伝媒体として繰り出されるあたりが、高田馬場らしいし、だから好きな街でもある。
◇沖縄関連の本を読み出す
今朝の新聞に「沖縄が日本に復帰して15日で45年を迎えた。」と載っていた。
昨年11月に沖縄に行ったときに、那覇市の歴史博物館を観たり、次男夫婦に案内されて宜野湾市立博物館を訪れたりしたが、僕はほんとうに沖縄の歴史について、何も知らないのだなあと、その時に実感した。
僕らがいままで触れてきたのは、戦後の「悲劇の島・沖縄」という側面が多い。
沖縄の成り立ち、琉球王国の史実、薩摩の侵攻などについて、もっと知りたいという思いがあった。
最近、仲村清司著『本音で語る沖縄史』という本を書店で見つけた。
ネットにも、『日本や中国という大国の脅威にさらされながら、独自の歴史を刻み続けた沖縄の島々。アジアの交差点に位置するこの諸島の開闢神話から古代、王国統一を経て、薩摩による侵攻と属国化、さらに明治政府による琉球処分、沖縄戦までの軌跡をたどりながら、従来語られてきた「被害者史観」の固定観念を覆す、沖縄人2世の新視点。』と紹介されている。
今年で沖縄返還45年。
沖縄についての知識を求めて、読み出している。
◇韓国から電話をいただく
韓国式自然農法で有名なチョー・ハンギュ(趙漢珪)さんから、案内所に電話が入った。
突然の国際電話だった。
「今日は、韓国では先生を敬う日なので、電話しました。」と。
名前を聞いたとき、一瞬「誰だろう??」と思ったが、「山岸先生には、大変お世話になりました。私が30代のときに、ヤマギシで考えの基本を学びました。」と聞いて、有名なチョー・ハンギュさんだと気付いた。
韓国では今日は「先生を敬い感謝の気持ちを伝える日」ということで、わざわざの電話だった。それに感動した。
83歳になられたと言っていた。いまでも自然農法を実践していると元気な声だった。
チョー・ハンギュさんは農文協からも、このような本を出している。
では、チョー・ハンギュさんとはどんな人か?
【ウィキペディア】より引用
趙漢珪は1935年に韓国京畿道水原に生まれ、地元の高校を卒業後農業に従事し、1965年農業研修生として来日、3年間日本の土着農業について学んだ。特に、幸福会ヤマギシ会の創始者・山岸巳代蔵、祈祷師・柴田欣志、栄養週期理論の提唱者・大井上康の論理や実践から多くを学んだという。
韓国へ帰国して、キムチをはじめとする発酵文化などの先人の知恵を綜合して現代農業に生かせるような「韓国式自然農法」を志した。これは土着微生物を採取・培養し、自家製農業資材を作って応用を目指そうとするものである。