台風9号は関東に上陸して、東北を縦断し、北海道に再上陸して被害をもたらした。
続けざまの台風の発生といい、その発生の位置といい、進路といい、今年は異常気象だ。
東京の今日は、台風一過の初秋の爽やかな晴れを期待していたが、何と昼過ぎに猛烈な雨。
◇今日から会の新聞「けんさん」9月号編集の本格スタート
土曜日と日曜日は、軽井沢に出掛けていて、昨日の月曜日は台風上陸で案内所を休んだので、3日間留守にしての案内所での仕事。溜まっていた事務的処理をまず済ませる。
最近は、スマホとノートパソコンを駆使すれば、案内所でなくとも、ある程度の仕事は進められるのだが、それでも、じっくり案内所の事務机に座っての環境でないと、頭が働かない内容もある。
特に、新聞の編集などは、その要素が大きい。
そんなことで、「もう夏も終わったな〜」と思いながら、今日は9月号の紙面構成を練って、届いている投稿原稿を編集し始めて、まだ届いていない原稿の担当編集委員にフォローして・・・。
朝から夕方まで、パソコンとスマホを駆使しての、そんな仕事だった。
便利というか、面白いことに、最近はスマホのラインで原稿を送ってくれる人が多い。
何処にいてもチェックが出来るし、特に写真もラインで手軽に送ってもらえるので助かる。
◇福島県の会津ではベストセラーという本
僕は福島県生まれである。
会津ではないが、戊辰戦争の戦禍の話題に出てくる白河藩や棚倉藩のあった福島県南部で育った。
そんなことで、新聞広告で目にとまって、前々からちょっと気になっていた本がこれだ。
『明治維新という過ち』というタイトルに、『日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト』のサブタイトルにも驚く。
さらに、表紙帯には、「いまも続く 長州薩摩社会」「偽りに満ちた 近代日本誕生の歴史」とある。
読んでみては、
江戸時代末期から明治初期にかけての歴史の真実はこうだと、今まで言われていた「日本の歴史における輝かしい革新・明治維新」の歴史的位置づけを完全否定している。
その後の歴史教育は長州薩摩新政府が作った偽りの内容だとも論じている。
福島県をふるさとにもつ僕としては、佐幕派と言われている会津藩や二本松藩などのことも詳しく書かれていて、「え!! ほんとうに、これが真相なの?」と、興味をもって読んだ。