4日・水曜日おしゃべり

◇会の機関紙「けんさん」3月号校正終了
 編集の最終工程の校正が終わって、印刷屋さんに最終版データを送信。
           
 明日、印刷されて金曜日に東京に届く。
 土曜日にみんなに声かけして集まってもらって、全国の会員宅への発送作業をする。


◇3月14日・土曜日は、多摩実顕地の〝朝市〟だ 
 最近、毎日夜の8時から準備研鑽会をやっている。
 昨夜も、早くチラシを作って近隣にポストインしようとワイワイガヤガヤ。
 名前は「朝市」か「土曜市」か「産直農産物市」がと、ケンケンガクガク。
 とにかく、早くチラシを完成させようと、春日山実顕地から交流中のアキコさんの手書き文字での製作をお願いしたら、早速、今日の夜には、ほぼ完成していた。
 僕の方では、関東の会員も一緒に楽しめたらいいと思って、今日、その呼びかけのチラシを作った。
       

                       
 青木新門さんの講演会を前に
 今週の金曜日夜、三重の春日山実顕地で青木新門さんの講演会がある。
 青木新門さんは、映画『おくりびと』誕生のきっかけになった『納棺夫日記』の著者だ。
 『おくりびと』は2008年のアカデミー賞を受賞した映画で、友人の山田辰夫さん(今は故人)が出演した映画だ。
 その映画のシナリオ本が、山田さんが亡くなった後に、奥様が「夫・タツの形見です」と僕の所に届けてくれた。僕にとって、そんな思い入れのある映画なのだ。
 さらに『おくりびと』は、ヤマギシの研鑽学校でも研鑽資料として使われている。
 その映画制作のきっかけになった『納棺夫日記』を書いた青木新門さんのお話、ぜひ、聴きたいと思っている。
 『納棺夫日記』は、以前に読んでいるが、最近の著書の『それからの納棺夫日記』(2014年2月刊行)は、まだ読んでなかったので、昨夜から読んでいる。
           
 仏教とは何か、「死」とはどういうことか、「生死一如(しょうじいちにょ)」の世界観、等々を分かり易く書かれている。
 ますます、金曜日のお話が楽しみになった。
 本書に書かれていた「我執」について、実に分かり易い比喩で説明されているので、一つだけ紹介する。
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 ・・・アインシュタインは、「物質は変わるが、人の心はなかなか変わらない。人の心はプルトニウムを変えるより難しい」という言葉を残している。
 人間の貧欲の我執はプルトニウムより頑固だということである。我執の一かけらでも残っていたら、たとえばインターネットの接続で、ピリオド(・)一つの有り無しで接続できないように、ピリオド一つの自我が残っていてもこの光には出遭えないのである。
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 ちなみに、この光とは、仏教で言う「生死一如」を感じたときにみられる、不可思議な「永遠のいのちの光」のことのようだ。