今日は祝日「文化の日」のおしゃべり

 昨夕から降り出した雨も、ファーム町田店の開店準備が一段落して、高田馬場の事務所に出掛けるときには、傘もいらない程度に止んだ。
 今日は曇りの一日。

 

◇機関紙「けんさん」11月号の編集始める
 今日は祝日だったが、会の機関紙「けんさん」11月号の原稿が集まりだしているので、高田馬場の事務所で編集作業をする。

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 今週中には投稿原稿の編集にメドを付けて、来週には紙面作りに入りたいと思っている。

 

◇電車内で目についた広告
 今朝、電車の中で、和光大学のこんな広告が目に止まった。

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 コロナ禍の中、僕たちもZoomを使っての打合せや研鑽会を度々行っている。
 最初は、便利だなあ~と言うのと、物珍しさも加わって、ある程度の満足をしていたのだが、最近は、何か物足りない感じがしているのは、僕だけでない。
 広告の『会議で冗談が減った。授業で雑談がなくなった。うれしいような、さみしいような。』という言葉、確かにそうだ。
 冗談や雑談。コミュニケーションでは、そんな遊びの部分が、結構大切なのだと実感している。意思伝達だけでない、ムダと思われている言動に、癒やされるものがあるようだ。

 

◇シュウマイ弁当
 今日は休日なのに事務所での仕事。「今日は弁当ないよ。」と言われて出勤。
 小田急線の新宿駅ホームの売店で、名物の「シュウマイ弁当」を買う。

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 実は、崎陽軒シウマイ弁当だと思って買ったのだが、東華軒の弁当だった。

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 税込で949円だったが、美味しかったので満足。

 

◇夜、NHKの『 不思議の首里城 ~沖縄 こころの物語~ 』を観る
 沖縄に次男家族が住んでいるので、僕は火災前の、真っ青な空に映える鮮烈な朱色の首里城には、2度ほど訪れている。

 そんなことで、この番組を朝から楽しみにして観た。

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 CGによる首里城復元プロジェクトによる琉球王朝の王宮・首里城

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 首里城は巨大な漆器琉球文化。その思想。

 なかなか観応えのある番組だった。

10月最終日の土曜日Photoおしゃべり

 今日は10月最終日・ハローウィーンで、明日はもう11月だ。

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 今日の土曜日。

 朝から空には雲一つない、穏やかな秋の一日だった。
 午前中は、ファーム町田店のスタッフに入り、午後はステイホームで会の機関紙「けんさん」の編集や読書。
 昼過ぎにレジのキミエさんから「最近、見かけないけど、元気かな?」と、常連のお客さんが、僕のことで声かけてくれたというのを聞いた。
 コロナ禍になってから、店外の味わい広場でのイベントをひかえているし、店内の密を気にして、開店してからも、品物の補充の時だけであまり店頭には立たないようにしている。
 そんなことで、顔見知りになった常連のお客さんと合うことも、話し込むことも、最近は少ない。
 先週もバスの中で、「最近、土曜日や日曜日に行っても、お店で見かけないね」と声をかけてくれたお客さんがいた。

 

◇今日のファーム町田店Photo
 空は雲一つない青空。

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 店内の陳列台も、各地の農場から送られてきた生産物で賑やかになってきた。
 新米で作った「お餅」も届いた。

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 野菜も、白菜やキャベツやカブやカボチャが農場から届いている。
 (白菜やキャベツやカボチャのラップは、毎朝、僕の担当になっている)

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 和歌山県から届いているミカンも好評だ。

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 パン屋さんコーナーの陳列ケースも賑やか。

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◇10月最後の夕日

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◇今日は満月・ブルームーン
 ファーム町田店の閉店整理が終わった5時半過ぎ、月さまが昇り輝きだした。

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 今月は2日にも満月があったので、今夜は10月で2度目の満月。

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 10月の満月を、ハンタームーンと呼ぶと先日書いたが、このようにひと月で満月が2回あるとき、2回目の満月をブルームーン(Blue Moon)”と呼ぶのだそうだ。 

穏やかな秋の一日

 秋らしい秋の日が続いている。
 今日も、風もなく、穏やかな秋の一日。


 今日は朝から夕方まで、高田馬場の事務所で、会の機関紙「けんさん」11月号の発行準備。
 10月号は発行できなかったので、なんとか11月号は11月中旬に発行したいと思って記事を集めている。

 

◇今夜のお月様 

 帰宅時にバスお降りたら、きれいなお月様が輝いていた。
 でも、今月の満月・ハンタームーンには2日ほど早いお月様だ。

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   ○ ハンターズムーンHunter’s Moon(狩猟月)
 夏の間に太ったシカやキツネを狩るのに適した月。月明かりが特別につよく、照らす時間も長い。ハンターは夜、暗い時でも月明かりの力を借り、木葉の枯れた野原で隠れることのできない獲物を追跡する。10月はそんな月だからアメリア先住民たちは「ハンタームーン」と呼んだのだそうだ。

 

DeNAが頑張っている

 巨人の優勝胴上げを、なんとしてでも横浜球場では阻止したい。
 そんな思いからか、横浜DeNAベイスターズが対巨人戦に3連勝だ。
 今日は巨人にマジック2。
 中日が負けていたので、巨人が勝つと優勝決定。それを阻止。

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 この3連戦、横浜DeNAベイスターズはいい試合をしていた。
 素晴らしい。

いま、読み出した文庫本『 英龍伝 』

 今朝、新聞の書籍広告で、佐々木譲の文庫『 英龍伝 』を知った。
 ぜひ読んでみたいと思って、早速、読み出した。

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 ネットの「BOOK」データベースによると、このような内容が記されている。
──領地の伊豆韮山では徹底して質素・倹約を貫き、有事には蜀江錦の野袴に陣羽織姿で銃士達を率い、英国船と交渉、それを退けた。「黒船来航」をはるか前から予見。自ら蘭学、西洋砲術を学び、海防強化を訴え、反射炉造築、江戸湾の台場築城を指揮した。誰よりも早く、誰よりも遠くまで時代を見据え、近代日本の礎となった稀有の名代官の一代記。──

 

 ここで取り上げられているのは、幕末動乱期、伊豆韮山代官だった江川太郎左衛門英龍である。

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 なぜ、興味があって読みたくなったかというと、実は、僕は昔、某電機会社に勤めていたのだが、僕が入社したとき、江川太郎左衛門英龍の孫にあたる人が、半導体技術者で技術部長をされていた。
 新入社員と技術部長だから、親しくはお付き合いが出来なかったが、とても温厚な誰にでも好かれる部長だった。その後、半導体の技師長、最終的には代表取締役副社長までなられた。
 社内のバス旅行で伊豆方面に行った時に、伊豆韮山反射炉を見学しようと寄ったときに、江川邸も参観することになって、その時、案内してくれた女性が「現在の江川家第40代当主は、東京で電機会社に勤めています。」と説明していた言葉が印象に残っている。
 そんな人のおじいちゃん・江川太郎左衛門英龍の物語。
 興味津々で、読み出した。

 

◇参考までにネットには
──[伊豆の国市韮山反射炉を作った男
幕末の知られざる英雄 江川太郎左衛門英龍──として、次の様に記されている。

 2015年7月5日、ユネスコの第39回世界遺産委員会で、韮山反射炉を含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の世界遺産への登録が決定した。この日本の明治産業革命が辿った国による製鉄の端緒として、実際に鉄製砲を鋳造した韮山反射炉の歴史的な価値が認められた意義は大きい。
 この韮山反射炉の建造を企画し、日本に西洋砲術を普及させた伊豆韮山代官・江川太郎左衛門英龍は、幕末の混乱時に志半ばで逝去したため知られていない存在だ。一方で、江川英龍は、領民の事を想う姿勢から数々の施策を行い、「世直し江川大明神」と呼ばれ敬愛されたという。また、江川英龍を学祖とする伊豆の国市韮山にある静岡県韮山高校は、静岡県内最古144年の歴史を誇る。
 
 これが、伊豆韮山反射炉

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「秋らしい秋」の土曜日のおしゃべり

 今日は、秋らしい秋の一日だった。

 

◇ファーム町田店のスタッフ

 土曜日なので、朝7時からファーム町田店のスタッフに入って開店準備。
 端境期で不足気味だった野菜も、各地の農場からいろいろと届きだした。
 今朝は、キャベツや白菜や、カボチャをカットしてラップで包み、玉ねぎやジャガイモを袋詰めする。
 早生ミカンも和歌山県ヤマギシの村・六川実顕地から届いた。

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◇昨夜は久々に丸の内に行く
 コロナ禍もあって、最近は高田馬場の事務所から外出をあまりしていない。
 丸の内で知人と会う約束をしたので、久々に東京駅で降りた。
 夜の東京駅、今年初めて見る夜景だ。

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◇夕方、散歩で撮ったPhoto
 ススキも、コスモスも、モミジも、夕日が当たって輝いていた。

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 夕日が沈むときの西の空の雲。

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◇ナスカで「猫の絵」を発見とのニュース
 先日、新聞に「南米ペルーの文化省は、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産・ナスカの地上絵(Nazca Lines)の近くで、最近、2000年以上前のものとみられるネコ科の動物の地上絵が新たに発見されたと発表した。」という記事が載っていた。
 なんと、巨大な「猫」というのが面白い。

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 山肌に、こんな巨大な猫の絵を描いたナスカの人々って、どんな民族だったのだろうと、その思いを馳せるだけで、心癒される。 

加藤陽子教授の『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』を読む

 著者の加藤陽子さんは、歴史学者(近代史)の東大教授である。
 いま、話題になっている「日本科学者会議」の菅首相任命拒否問題の中の1名でもある。
 そんなことで、以前に、加藤教授の『 それでも、日本人は「戦争」を選んだ 』を読んだことを思い出し、本棚を探して再読したくなって読んだ。
 この本は、東京の桜蔭学園の高校生・中学生の歴史部クループを中心とした17名に対して5回の講義内容だ。生徒達に問い掛けをしながら「戦争」を軸として歩んだ近代日本の歴史を考察するものだ。

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  構成は、
   序章 日本近現代史を考える
   1章 日清戦争―「侵略・被侵略」では見えてこないもの
   2章 日露戦争―朝鮮か満州か、それが問題
   3章 第一次世界大戦―日本が抱いた主観的な挫折
   4章 満州事変と日中戦争―日本切腹、中国介錯
   5章 太平洋戦争―戦死者の死に場所を教えられなかった国
     
 このような内容なのだが、「あとがき」で加藤教授は、「私たちは、現在の社会状況に対して判断を下すとき、あるいは未来を予測するとき、無意識に過去の事例を思い出し、それとの対比を行っています。その際、そこで想起され対比される歴史的な事例をどれだけ豊かに頭のなかに蓄積できているか、これが決定的に重要です。」と書き、「日本という国が歩んできた過去の歴史、国と国とがぶつかり合った戦争の歴史」を、若い世代に広く知ってもらう大切さを述べている。
 実に深く「戦争」を軸として歩んだ明治・大正・昭和の近代日本の歴史を、世界情勢と政治的・軍部的指導者の当時の考え・心情などを日記などからも考察し、どう判断して歴史が流れたかを論考した内容である。

f:id:naozi:20201024170704j:plain 僕は特に、4章と5章の内容に引き込まれた。
 少しだけ、紹介すると、
 日本における満州の位置づけ、そこで起こした満州事変。その後の日中戦争の実態。
 当事者の日記などをもとにした考察内容は、この本を読んで初めて認識できた事が多い。
 また、松岡洋右国際連盟脱退時の心境など、改めて知ることができた。
 さらに、日本が大国アメリカ相手に真珠湾奇襲攻撃をかけ、今から考えると無謀な太平洋戦争を始めざるを得なかった判断の背景にある、日中戦争を取り巻く欧米諸国の思惑と、その情勢など、詳しく書かれている。
 そして、それらを決定する時の御前会議で、天皇説得のために陸軍が持ち出したのが、大阪冬の陣と夏の陣だったり、奇襲攻撃には桶狭間の戦いを引き合いに出したりしているのが驚きだ。
 その他にも、蒋介石の国民政府の駐米大使だった社会思想の専門家・胡適(こてき)の、日中戦争を絶大な犠牲を覚悟しても長引かせれば、必ず、英米は軍艦を派遣せざるを得なくなり、太平洋の海戦が起こると予測していたなど、興味深い内容を紹介している。
 とにかく、近代日本史に興味があり、そこで起こった「戦争」について考えたいと、ちょっとでも思う方には、一読をお勧めしたい著書である。

今日の夕方、久々に映画鑑賞

 この映画『 スパイの妻 』は、黒沢清監督が第77回ベネチア国際映画祭で、日本人としては17年ぶりの銀獅子賞(監督賞)を受賞した作品である。
 僕はこのニュースを知ったときに、ぜひ鑑賞したいと思ったし、その前に小説も読んでおこうと思って、ノベライズではあるが行成薫の文庫『 スパイの妻 』を読んだ。

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 コロナ禍のために、映画を鑑賞するのはしばらくぶり。
 前回映画館に入ったのは、コロナ感染拡大の非常事態宣言前の3月に三島由紀夫vs東大全共闘50年目の真実 』を観た時からだから、なんと半年ぶりだ。
 夕方観たのだが、観客はそれほど多くなく、「密」を心配するほどでない鑑賞だった。

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 貿易会社の社長に扮するのは高橋一生と、その妻に扮する蒼井優
 この二人の俳優が、どんな演技をするのかと僕は興味津々だったのだが、「さすが・・」という好演技。


 物語は、太平洋戦争開戦間近な1940年が舞台。
 神戸で外国人を相手に貿易商を営む優作(高橋一生)は、商談のために訪れた満州で、偶然に関東軍の現地での残虐な行為を目撃。
 その恐ろしい国家機密を知ってしまった優作は、この許されざる行為を、正義のために世界の世論に知らしめようとする。
 妻の聡子(蒼井優)は、国家に対する反逆者と疑われる夫の行動に疑心暗鬼になりながらも、愛する夫と共に生きたいという思いから、夫の正義に身が破滅することをも覚悟して行動を共にする決意をする。
 ・・・・
 これ以上は、これから鑑賞する人の迷惑になるので書かないが、タイトルで感じるようなサスペンス的な「スパイとその妻の物語」という要素はあるが、それよりも、優作の台詞にも出てくるのだが「僕はスパイなどではない。正義のためにやるのだ。」というように、敵国のスパイとしての任務遂行というより、自分自身の人間としての正義を貫こうとする男と、ただただ、愛する夫とともに生きようとする女の物語であると僕は思った。